日本のやり投げ界を牽引する北口榛花さんをご存じですか。
2023年世界陸上で金メダルを獲得したことで知っている方も多いかもしれませんね。
実はスポーツ万能で運動神経バツグンの北口榛花さん。
この記事では、
・北口榛花さんのスポーツ経歴
・北口榛花の運動神経と強さの理由
・北口榛花の戦績について
以上についてまとめました。
数多くの記録を残してきた北口さんのスポーツ経歴や強さの理由、そしてこれまでの輝かしい戦績について紹介していきます。
北口選手の魅力を余すことなくお伝えしますので、どうぞ最後までご覧ください。
北口榛花のスポーツ経歴が凄い!
Embed from Getty Images北口榛花さんは、幼少期からそのスポーツ経歴がとにかく凄いんです。
北海道旭川市に生まれ、わずか3歳の頃から水泳を始め、その後、小学校時代には全国小学生バドミントン選手権大会で団体優勝を果たしました。
これだけでも彼女の運動神経の良さが際立っていますよね!!
中学校時代には競泳とバドミントンの両方で活躍し、競泳では全国大会にも出場するほどの実力を持っていました。
やり投げに出会うの高校生になってから!
北海道旭川東高等学校で陸上競技のやり投げを始めた北口さんは、わずか2ヶ月で北海道大会を制し、さらに翌年には全国高等学校総合体育大会で優勝するという快挙を成し遂げました。
これだけの短期間で成果を出すのは並大抵のことではありませんが、彼女の天性の運動神経と並外れた努力がこれを可能にしたのではないでしょうか。
また、2015年には日本陸上競技連盟から「ダイヤモンドアスリート」に認定され、将来を嘱望される存在となりました。
世界ユース選手権では60m35を投げて金メダルを獲得し、その実力を世界に示しました。
これらの経験が彼女をさらなる高みへと導き、後のオリンピックや世界選手権での活躍に繋がっていったのですね。
北口榛花の運動神経と強さの理由
拠点にしているドマジュリツェから表彰していただきました。
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) January 25, 2024
いつも応援してくださっていることに感謝しながらこの気持ちをチェコ語で全て伝えてきれていないもどかしさも感じています。
外国人である私を応援することはそう簡単ではないにもかかわらず、味方でいてくれてありがとうございます。 pic.twitter.com/fyerh4p0f3
幼少期から多くのスポーツに触れてきた北口さんは、常に体を動かし続けてきたことや、競技によって違うさまざまな動きを身につけてきたことが、やり投げでの活躍にも繋がっているんだと思います。
運動神経と強さの理由は、その「多彩なスポーツ経験」と「絶え間ない努力」ですね!
運動神経の良さ
北口榛花さんは、幼稚園の頃から体が大きく、一人っ子だったため両親と公園でボールを投げたり、野球やサッカー、テニスなどを楽しんでいたそうです。
これにより、自然と全身のバランスや反射神経が鍛えられ、運動神経が磨かれていったことが予想できます。
競泳で培ったしなやかな体の動きや、バドミントンでの腕の振り動作は、彼女の運動神経をさらに高めて、やり投げに転向してからも驚異的な成績を収める原動力となったといえるのではないでしょうか。
強さの秘訣
北口榛花さんの強さの秘訣は、自己研鑽を怠らない姿勢と挑戦心にあるといえます。
大学時代にコーチのいなかった北口さんは、単身でチェコに渡り現地のトップコーチであるデービッド・セケラック氏の指導を受けるなど、常に新しい環境に挑戦し続けました。
さらに英語やチェコ語を習得するなど、言語の壁を越えて技術を吸収し続けています。
また、試合中の集中力を維持するために大好物のカステラを食べるなど、自分なりのリラックス法を取り入れています。
競技中の長時間にわたる集中を保つため、適度な気分転換が重要であり、これも北口さんのパフォーマンスを支える一つの要素となっているのですね。
このように、多彩なスポーツ経験と絶え間ない努力、そして挑戦を続ける姿勢が、北口さんの運動神経と強さの理由なのではないでしょうか。
北口榛花の戦績について
北口榛花さんの戦績はまさに輝かしいものであり、日本のやり投げ界を代表する存在です。
北口さんのキャリアの中で特に印象的なのは、2019年の北九州陸上カーニバルで66m00を投げて日本記録を更新したことです。
この度、10.27北九州カーニバルでの日本記録を更新しましたので、
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) November 27, 2019
北九州市市長表敬訪問、並びに報奨金授与式を開いていただきました。 pic.twitter.com/as0mAOc7GH
この記録は、日本のみならずアジア歴代でもトップクラスの記録であり、彼女の実力を世界に知らしめました。
2021年の東京オリンピックでは、予選で62m06を投げて決勝進出を果たし、日本の女子やり投げ選手として初めて60m超えの投てきを成功させました。
これは日本陸上界にとって大きな快挙であり、北口さんの名を世界に広めるきっかけとなりました。
残念ながら決勝では左脇腹の痛みにより思うような結果を残せませんでしたが、その戦う姿勢とチャーミングな笑顔は多くのファンの心を掴みました。
その後、2022年の万達ダイヤモンドリーグのパリ大会で優勝し、日本人初の快挙を達成しました。
さらに、同年のオレゴン世界選手権大会では銅メダルを獲得し、日本の陸上女子フィールド種目で初のメダルを獲得しました。
世界選手権 🥉
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) July 24, 2022
ご声援ありがとうございました!
また一つ歴史を作ることができとても嬉しいです。人と違うからと言われてもずっと自分の道を進んできてよかったと思いました。
これからもチャレンジは続きます。ご声援よろしくお願いします。@aflosport pic.twitter.com/jBRKoPf8MA
続く2023年のブダペスト世界選手権では金メダルを獲得し、2大会連続でメダルを獲得するという偉業を達成しました。
応援ありがとうございました。
— 北口榛花 harukaKitaguchi (@giant_babyparu) August 27, 2023
皆さんの応援が力になりました。
やり投を始めてから夢見たことを実現することができました!
これからも応援よろしくお願いします。
📸 Tsutomu Kishimoto / @picsport_japan pic.twitter.com/6L8lOVxXG9
これからも北口榛花さんの活躍から目が離せません。
さらなる飛躍を期待しつつ、これまでの素晴らしい戦績を称えたいと思います。