【ブレイキン】パリオリンピックでのルールや審査基準は?

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ブレイキンがパリオリンピックの新競技として注目されています。

ブレイキンの勝敗の決め方は大会によって違いがあるようですが、パリオリンピックでのブレイキンのルールや審査基準はどうなっているのか調査してみました。

今回の記事では

  • パリオリンピックにおけるブレイキンのルールは?
  • 先立って開催されたユースオリンピックでのルールは?

以上についてまとめました!

目次

パリオリンピックにおけるブレイキンのルールは?

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日本では、ブレイキンの世界大会でも優勝実績がある国として、世界から注目されています。

パリオリンピックにおいて、どのようなルールで競技が行われるかは正式には発表されておらず、世界ダンススポーツ連盟から発表される予定となっております。

発表される時期は、最終的なパリ大会への出場選手が全員決まるのは2024年6月末の予定となっているので、それ以降になる可能性が高いのではないでしょうか。

先立って開催されたユースオリンピックでのルールは?

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パリ2024でオリンピック新競技として盛り上がりが期待されるブレイキン(ブレイクダンス)。

これに先立って、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで2018年に行われたユースオリンピック(YOG)でブレイキンがデビューを果たしました。

その時のルールは以下の通りです。

競技形式

  • 1対1 のバトル形式
  • DJが流す音楽に合わせて即興で踊る
  • 同じ曲を交互に踊り、技術や表現、完成度などを競う
  • 1試合でのバトルラウンド数は 2~ 4ラウンド。

また、パリオリンピックへの出場枠は世界で男女16名ずつのため、Bボーイ、Bガールと呼ばれる男女それぞれ16人が争うことになります。

ちなみに、パリオリンピックでの競技開催場所は、観光名所の『コンコルド広場』で行われます。

審査方法

審査員が手元にタブレット等を持ち、以下 4つの評価基準で採点を行った後、集計結果がスクリーンに映し出されます。

加点評価基準は以下の通りです。

評価基準点数評価項目
技術(Technique)40点満点・難易度(Difficulty)
・迫力(Dynamics)
・速度(Speed)
表現(Expression)30点満点・雰囲気(Vibes/Rlavor)
・情熱(Passion)
・個性(Personality)
・音楽性(Musicality)
・独創性(Originality)
構成/完成度(Constitution)20点満点・想像力(Creativity)
・多様性(Variety)
・見やすさ自然さ(Cleanliness)
・形(Form)
・バランス(Balance)
バトル(Battle)10点満点・意思疎通(Communication)
・自然さ(Spontaneity)
・戦術(Tactics)

次に減点評価基準です。

減点項目内容
クラッシュ(Crash)技を失敗すること。ミスすること。
リピート(Repeat)同じ動きを何度も繰り返すこと。
バイト(Bite)他人の動きや仕草を真似すること。

他にも、ジェスチャーなどは認められているが公序良俗に反するものは減点対象とされます。

考察

パリオリンピックでのブレイキンの審査基準は、技術性、オリジナリティ、音楽との相互作用、演出力、およびバトル戦略など、複数の要素に基づくと予想されます。

これらはブレイキンが持つ独特の芸術性とスポーツ性を反映するものであり、ダンサーがどのように音楽を解釈し、自身のスタイルと創造性を表現するか、さらには対戦相手との技術的なやり取りをどう展開するかを評価するための基準となります。

公式の発表や詳細はまだ待たれるところですが、これまでの大会での審査基準を踏襲しつつ、オリンピックの舞台にふさわしい独自の要素が加えられる可能性があるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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